映画「南極料理人」(2009)感想 ①
料理をテーマにした映画で、ずっと気になっていた。
せっかくなので、感想のような気になったシーンを書いていこうと思う。
以下まとめです。
・大量の張り紙で状況説明しているところが、過去の観測隊の存在を感じられて良かった。そして用をたす時に旗を立てるのはなんのためなのか知りたい。
・全体的に料理が思ったより豪勢。太らないかどうか気になった。この初日のメニューは天ぷら、刺身、煮付けである。とても気合が入っている。
・誕生日のローストビーフステーキや待望の手作りラーメンもいいけど、普段の食事メニューももっと見たかった。これは普段のメニューのようだ。
・ドクターのバーが開店、消毒液と一緒に診察ワゴンの上に乗るアルコール類のシュールさ
・伊勢海老フライがいいと言っておいて、食べたら結局刺身で食べた方が良かったと言い出す隊員。このときの西村の気持ちたるや……
・ガス火ではなくて電熱線だった。電熱線は火力が低いイメージがあるけれど支障はないのだろうか? ガスは低気温だと使えないのか?
・西村の妻の唐揚げ、育児してる人に唐揚げの二度あげとか面倒な工程を要求するな〜
とくに大きな事件が巻き起こるわけではなく、個人の不満やストレスがちいさな事件を引き起こす。
小さな事件のなかで進んでいく大人たちの日常生活を、ずっと眺めていたいと思った。
食事のシーンは特に生き生きとしていて、極限状態の生活で精神的な支えであったことを感じさせる。
あっという間に終わってしまった、ダラダラ観れる3時間ぐらいの映画だったらよかったな、と思っていたら、1/12から「面白南極料理人」がテレビ大阪で始まることを知った。
ちょうどいいタイミングなので見てみたい。
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詳しいシーン毎の感想を書きました。