引きこも料理

25歳引きこもりが90歳の祖父と88歳の祖母の夕飯を作るブログ

お惣菜フライ【夕食】

2019年1月23日(水)

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  • アジフライ(惣菜)
  • タラの芽の天ぷら(惣菜)
  • 焼き鳥(惣菜)

この三つは祖父が選んだものだ。昼に一緒にスーパーに行って、食べたいものを買ってと言ったら、これだった。揚げ物と焼き鳥なんて、まるで一人暮らしの20代男性が仕事帰りに半額シール目当てに買って白ごはんと一緒にかき込むようなチョイスだ。

祖父は家に着くと、すぐにパックの焼き鳥を買い物袋からとり、ノンアルコールのスーパドライと一緒に開けてテレビを見始めた。私は、祖父は多分、自分が90歳だなんて思っていなさそうだと思った。

アジフライと天ぷらは食べるのかと聞いたら、

「天ぷらは食べる」

「じゃあ、アジフライは? 食べないの?」

「それは夕飯用だ」

それを聞いて、一応夕飯のメニューを考えていたのだが、何だか私の作った夕飯を食べたくないのかなと少し感じて落ち込んだ。(祖父はそれほど考えていないと思うけれど。)

食べきれなかったのでお昼の残りを一緒に出した。

  • さつまいもと人参と大根の味噌汁
  • 白菜のゆずびたし
  • ぶり大根(昨日の残り)

ゆず浸しとぶり大根は漫画『きのう何食べた?』から習ったもの。

揚げ物ばかりなのでゆずびたしがちょうどいい。

 

ぶり大根【夕食】

2019年1月22日(火)

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  • ぶり大根

祖母が「ぶり大根が食べたいから」といってブリの切り身を買っていた。ここ数週間でぶり大根を何度作ったことだろう。私は練習になるから構わないけれど、食べる側は飽きないのだろうか。

  • 大根と白菜の味噌汁
  • 小松菜の胡麻和え
  • 花豆の甘煮

この三つは昨日と全く同じメニューだ。

(味噌汁は作り直している。)おかずが思い浮かばなかったり、冷蔵庫の中が少ないとこういう悲しいことになる。

かぼちゃと豚肉の炒め煮【夕食】

2019年1月21日

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  • かぼちゃと豚肉の炒め煮

かぼちゃをほくほく煮る以外の方法で食べようとした。味付けは昆布だしのつゆ。

【簡単】☆かぼちゃと豚肉の甘辛炒め☆ by ゆうこりん☆★☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが303万品

辛くしたくないのでこのレシピから豆板醤を抜いた。

 

  • 白菜と大根の味噌汁 

白菜と大根をたくさんいただいたので消費する方法を考えている。これからしばらく大根と白菜が頻出すると思う。

  • 小松菜胡麻和え(お惣菜)
  • 絹さやの塩茹で

絹さやの使いどころがよくわからない。

  • 花豆の甘煮(作り置き)

母がたくさん作って冷凍したものを解凍した。おかずが足りなかったので緊急要員。こう言うことがあると冷凍は便利だ。

映画「南極料理人」(2009)感想 ②

以前、映画「南極料理人」の感想記事を書いた。

映画「南極料理人」(2009)感想 ① - 引きこも料理

だが、不完全燃焼というか、もう少し細かいところまで言いたい気持ちが残った。

タイトルにも料理人とある通りで、この映画は料理や食事のシーンが多く、印象的でもある。

今回はその中でも気になったシーンを冒頭から、スクリーンショットとともにコメントしていきたい。

食事いがいにも、調理準備や軽く口に入れる程度のシーンも取り上げている。

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冷凍れんこんを水で解凍している。

水での解凍は電子レンジがなくても比較的すぐ解凍が出来る。

この映画の舞台は1997 年ということで、電子レンジの普及がそれほどではなかったのだろうか?とふと思い調べてみた。

二人以上世帯では1984年時点は電子レンジもエアコンも、2世帯に1世帯程度の普及率でしかなかった。それが急上昇を見せ、10年後の1994年にはそれぞれ9割、8割にまで達する。前世紀末の1999年ではそれぞれ95.2%、84.2%にまで上昇し、電子レンジは夫婦世帯ではほぼすべてに行き届いた感はある。

電子レンジやエアコン、普及率の変化を確認してみよう(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース

あれ? この記事によると舞台の3年前には電子レンジが8割程度も普及している。

なのに、電子レンジで解凍している描写はなかった。保存方法がほぼ冷凍の南極で大活躍すると思ったのに。

電気の使い過ぎを抑えるためだろうか。

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8人分の食事を作るための台所。
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初日のメニューは、天ぷら、刺身、魚の煮付け。ゴージャスである。

ちなみに今後もカニや伊勢海老、焼き鮭など、なぜか海鮮の食材が多い。

海鮮だと冷凍しやすいからとか、和食中心だと食材がそうなりがちとか、色々理由がありそうな気がする。

 

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机いっぱいに並ぶ料理の皿はカラフルで、見ているだけで1日の疲労を癒す満足感がある。
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この日は節分。箸置きがピーナッツになっていて、西村のイベントを食事に取り入れるサービス精神が感じられる。

このあと基地で撒いたピーナッツは拾って食べたのだろうか?
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ある日の朝食(だったような気がする)。少しゴージャスに感じた。

多少適当でも許容されやすい家庭料理と、きっちりと料金分のおもてなしをするホテルや旅館の料理との間のような感じの丁寧さ。

家族ではないがお客でもない、仕事仲間のための食事ってこんな感じなのだろうか。

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約一年でひとりの人間が食べる食材は1トンだそう。実際に並んでいると8人分でもすごい量だ。
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食材の保存は冷凍と缶詰がほとんど。缶詰は保存のため塩分が多くなっていることが多いが、こんなに食べて太らないのだろうか。

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もやしはどこでものびる。

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昼食におにぎりを握る西村。塩水を素手にふり握る。素手だと菌が気になるけど、厳しい環境だから菌も繁殖しないのか? ラップを使いたくなる。

具はシャケ、いくら、梅干しなど。いくらって冷凍保存できるのか?

奥にはポテトサラダらしきタッパー。
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お昼ができたという放送を耳にして、一目散に基地へ走る隊員たち。転ぶほど全力だ。
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眼鏡が曇るのも気にせず熱々の豚汁をすすり、おにぎりを頬張る。見てるだけで美味しい食事が支えだと伝わる。とても美味しそう。

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海上保安庁所属の西村は、もともと潜水艦でカレーを作っていた。

閉じ込められて刺激のない潜水艦は南極観測地と同じ。
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妻の唐揚げを「胃がもたれる」とダメ出しする西村。赤ちゃんのお世話してるのに、揚げ物二度あげとかめんどくさいことも要求するのはどうかと思う。
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伊勢海老フライと騒いでおいて、西村が渋々つくったフライを食べた後やっぱり刺身がよかったとこぼす隊員たち。料理を出す側あるある。

まんがのように大きい伊勢海老フライ。そしてそれがドカンと乗った皿の迫力がすごい。伊勢海老をつまようじ2本で支えているのが丁寧だ。
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夜な夜なラーメンを食べる隊員。限られた食料でやりくりする西村の食材計画がバラバラである。責任者なのに彼がここで怒らないのは、隊員たちの精神状態を察してのことなのだろう。

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本さんの誕生日に、本人のリクエスト「でかい肉」を焼く。フライパンでは中まで火が通らないので、周りに油(アルコール?)を塗って火だるまにしようとドクター。すごいビジュアルだが、これも自然が厳しくて清潔な環境だからできるのかもしれない。
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ケーキに乗せるチョコプレート。失敗しても何度も描く西村。
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本さんのお誕生日会。メニューはレアステーキ、グラタン、ボンゴレパスタ、カナッペ。
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机の上に散らばるスナック。柿の種とさきイカ? いくつも潰れたビール缶が転がっている。
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かき氷のイチゴシロップでホームベースを描く。スプーンでつい食べちゃう。
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ミッドナイトパーティで正装で食事。ワイン。紅白帯を引いて料理もコース料理。すこし過剰なくらいイベントを盛り上げるのも、精神的に刺激が大事だからかも。
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ウエイターは一番若い兄やん。西村もコック帽子で正装である。
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はこばれていった料理を見てみんなが「おおーー」と喜ぶ。その声を聞いて厨房で満足げに笑う西村。一番好きなシーン。
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かなり長くなってしまったので、この辺りで一度切ることにする。

次回は感想③としてまた書いていきたい。

おじいちゃんと僕

祖父・祖母の部屋はトイレから離れている。だいたい15mから20mほど。

祖父は時々、その20mほどを歩くまでに失禁している。

ついさっき、その掃除を終えたところだ。

 

1年ほど前から祖父はリハビリパンツを使っている。

祖父も祖母も夜中に何度もトイレに起きる。二人ともだいたい22時から5時の間で平均4回、多くて5、6回。

5年くらい前、リハビリパンツを履く前は、トイレを行くたびに半分の確率でこぼしていた。

 

だから朝起きて廊下に出ると、必ず天の川のようにタラタラと沿って続いている。

1日の最初にすることは、祖父が失禁した後がないかの確認と掃除。不衛生だし臭いも残る。

数年続いたこのことは、とても家族の神経を擦りへらせた。

祖父にリハビリパンツを履くように家族が言っても、本人の抵抗が強く、なかなか履いてくれなかった。(祖父自身が家長という意識が強く、たとえ祖母の言うことでも聞き入れないことが多い)

ちゃんと履いてくれるようになるまで、1年ほどかかったと思う。

 

履いてくれるようになってからは、リハビリパンツ様と言いたくなるような快適な生活になった。

寝ぼけまなこで、廊下にこぼれている尿に気付かず踏んでしまうこともほぼなくなった。

朝忙しいときに時間を取られることもなくなった。

だけど今でも、2週間に一回くらい、祖父は廊下にこぼしている。

もしかして、時々こぼすのは、リハビリパンツを履くのが嫌な時があるのではないのか? と私は最近おもっている。祖父は我が強く曲がらないところがある。

以前は違ったが今は、目が悪く感覚も鈍くなっているのか、こぼしたことに気づかない。

「人間は誰しもこうなる」

頭でわかっているけど、祖父は自分自身で掃除ができない。だからせめてリハビリパンツをしっかり履いて欲しいと思って伝えている。

90歳だから、一度言っただけの普通の言葉は入っていかない。

それでも言って、めんどくさがらずに何度も伝えなければいけないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親子丼【夕食】

2019/01/17(木)夕食

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  • 親子丼

祖母が買った鳥もも肉。だが、移動販売車で買うと高い。作り方を忘れてしまって、卵を加熱しすぎてふわとろにならなかった。彩の緑は長ネギの緑の部分と塩茹でした絹さや。

  • 味噌汁

舞茸と春菊の味噌汁。これは失敗だった。香りが強いもの同士、独特なもの同士を一緒に使ってしまったので、二つが混ざって変な香りになってしまった。どちらか一つにした方が良い。

半額になったかぼちゃ1/4玉を2つ衝動買いしてしまった。昨日かぼちゃの砂糖醤油煮をしたので、被らないものがいい。

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  1. 全量を電子レンジで柔らかくなるまでチン。熱いうちに潰して、塩コショウを振る。
  2. 冷蔵庫から半端に余ったクリームチーズ、食品庫から開封済みのミックスナッツを出す。ミックスナッツは喉に引っかからないよう、のし棒で十分に砕く。
  3. クリームチーズをマッシュしたかぼちゃに入れよく混ぜ合わせる。
  4. 混ざったらミックスナッツとマヨネーズを入れて混ぜる。
  5. マヨネーズでサラダの軟らかさとコク味を調整する。
  6. 最後にもう一度塩コショウで調整して完成。アイスディッシャーで掬うとお洒落に見える。

ナッツは油分を含んでいるので、味にまろやかさが出る。(胡麻和えなども同じ) まったりとして美味しいけれど、ナッツ、クリームチーズ、マヨネーズとカロリーが高め。

  • 白和え

お惣菜。味が濃いおかずばかりなのでちょうどいいかと思った。